カテゴリー「映画・テレビ」の3件の記事

2008年10月22日 (水)

なんだこの演技の上手さは - ペイ・フォワード

DVDで、映画『ペイ・フォワード』を見た。

ペイ・フォワード
ペイ・フォワード

中学の入り口に金属探知機があるとは・・・という少しショックを受る映像から始まった。
どんだけ物騒なんだよアメリカ───と思ったけど、最近の日本も言えないか。

導入は一瞬重かったが、内容は淡々と進んでいく作品。


% オスメントの演技に驚いた

静かにストーリーは進んでいくのだけど、主人公の少年が思い描いた理想、その通りにならない現実、その悲しさがヒシヒシと伝わってくる。

しかし、実際には少年の思いが叶っていたことを、少年は知らない。

徐々に近づいていく二つの視点が、淡々と進んでいくストーリーにアクセントを加えている。

とにかく、話の中心の三人が演技ウマ
特に、11歳の少年トレバーを演じるオスメントが強烈。
演じているというより、そのまま映画の中の世界に住んでいるみたいに感じた。
呼吸するように、自然にセリフが流れ出ている。
「シックス・センス」とか「A.I.」に出演しているのを見たときは、そんなにスゴイとも感じなかったのだが。
あれらは作品自体が非現実的な内容だったから、自然な演技が生かせなかったのかもしれないな。

ボクは本作を字幕でしか見ていないので吹替版は鑑賞していないが、多分声優の吹き替えではこの凄さは伝わらないのではないかと思う。
英語で演技しているのが自然なのかどうかが正確に分かるかと言われれば自信ないけど、オスメントの声にものすごく切なくなった。

近影に若干残念感が漂っているのが悲しい。

2007年1月 9日 (火)

ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(2/2)

{"ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(1/2)"からの続き}



さて、制作費160億円に見合うほどの内容ではなかったと思うけど、公開当時に見かけた酷評ほど非道い気がしなかったので改めてネット上で感想を見てみると、ストーリーなどについては別として、評価が悪い場合の理由としては大きく分けて2つ見受けられた。
(今探すと酷評という感じの感想はそんなに多く見つからなかったので、もしかしたら"酷評されていた"というのはボクの記憶違いかもしれない。)

一つは、やはり実写としてみた場合の違和感が強く、人物の表情が乏しいとか気持ち悪いとか。
確かにマネキンが動いているような収まりの悪さがある。
あのまま夢とかに出てきたら、リアルなマネキンに襲われた気分になりそうだ。


もう一つは、ファイナルファンタジーというタイトルから期待した世界と違うことに対する落胆で、ゲームのような世界や内容を予想したけれど、かなり普通なSF映画であったことにガッカリというもの。
やっぱり、夢見る男の子・女の子の期待は裏切っちゃダメだよね。


要は、観る側それぞれの期待と映画の内容が大きく食い違っていたようだ。
後はストーリーの平板さとか、演出の弱さが指摘されている。



この作品が発表されてから5,6年が経っているのだが、現在であればCGの技術は格段に上がっているだろうし、最近の映画を見ればそれも実感出来る。
特に実写映画で使用されているCGなんかは、ボクにはどこまでが実写でどこからがCGなのか全然分からない。
後で雑誌などで紹介されているのを見て、ああCGだったのかと合点がいくぐらいだ。


現在フルCG映画となると、セルアニメっぽい路線とクレイアニメっぽい路線に分かれている。
リアル路線のフルCG映画というのは見かけない。

もし、今 ファイナルファンタジーと同じ実写を目指すようなフルCG映画を作成したら、それこそ実写と変わらない映画が作成できるのかな?
かなり興味深い。






[ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(1/2)]
[ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(2/2)]

2007年1月 8日 (月)

ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(1/2)

正月中に深夜に映画のファイナルファンタジーを放送していたので見た。
てか、明け方近くに放送していたこともあって、睡魔に負けそうだったので途中から録画して、それをさっき見終わった。

興行的には大失敗(少なくとも110億円ぐらいの損失)だったらしいことと、あまり良い評判は見かけてなかったので、内容にはまったく期待していなかったのだが、SFとして見ればそんなに非道いデキでもないように思った。
今であればフルCGアニメーションとかが普通にあるから、下手に実写版の代わりとか考えずに今時のフルCGアニメと同じ系列と思って見れば違和感はほとんど無い。
実写と比べると、やはり人に違和感が大きいのだが、人工物や実在しない生物の描写は全然問題ない。
もちろん本物なんて存在しないから、リアルかどうかなんて全く分からないが、質感とかはリアルに見えて、ホントにCG?という感じだ。
人以外はほとんどCGという実写(?)映画もあるから、この辺は見慣れた映像という印象を受けた。
また、人に違和感があると言っても顔の部分だけで、身体の動き自体はかなり自然だ。

こんなモノを見せられると、ちょっと大げさだが、
映像メディアで見せられるモノって、どこまで信じて良いんだろうか
とすら思える。
見る人を本気でだまそうと思えば、いくらでも欺けそうだ。



CGで実写と同じ映画を作成するのが目的だったから抑え気味になったのかもしれないけれど、個人的には フルCGだから出来るような、実写だと無理なような、そんなカメラワークや動きも見たかったなと思った。

こういうタイプの映画としては、少し解説不足で意味不明な言葉が多いのだが、アニメとか見慣れている人(正確には分からなくても雰囲気で理解したつもりになって流せる人)には大丈夫だろう。
そうさ難しく考えたら駄目なのさ、きっと作っている方も深く考えてないに決まっている。(そうなのか?)

ボクは楽しめた。

ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画



{"ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(2/2)"に続く}



[ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(1/2)]
[ファイナルファンタジー(映画) - 実写を向いたフルCG映画(2/2)]